まじっくのたねあかし”おまけつき”ver4
人を好きにさせる!催眠術師 超養成動画マニュアル

マジック・手品のアシスタント

ハトを飼う環境のタネ明かし【マジック・手品のアシスタント】

カゴ
 まず一番に必要なものはカゴです。狭いカゴに複数のハトを入れるとお互いにつつき合って攻撃してしまうことがあるのであまり詰め込まないようにしてください。2羽にしても相性がありますので気をつけてください。
 そして、余裕があればできるだけ大きなカゴで飼ってあげるようにしましょう。欲を出せば中で飛ぶことができる程の広いカゴ(部屋?)を用意してあげたいところです。そうでなくてもハトが普段から飛ぶことに慣れていないと、演技で出しても見苦しい飛び方になったり、手元まで戻ってくることができなかったり戻ってくることを面倒がったりするものです。大きいカゴで飼うことができなくても、エサをやるとき等に飛ばせてあげるといいですね。
 ハトが自分のフンをいじらないように、カゴの底に金網があるものが望ましいでしょう。金網の下のトレーには新聞紙(あるいは砂)を入れて小まめに取り替えましょう。

 カゴはフンの臭いがしてしまうものです。そのことを踏まえて置き場を考えます。ただし、ベランダなどの屋外に置く際にはネコに襲われる可能性が大です。カゴの口を閉めた程度ではカゴごとひっくり返されたり金網が何かの拍子にハズされたりすることもあり得ます。十分に気をつけましょう。また、ハトは朝から鳴きます。近所の迷惑にならないように気をつけましょう。

エサ入れ水入れ
 エサは基本的に手でやるのが望ましいですが、エサをやる入れ物も必要でしょう。そして、水をやる入れ物も必要です。いずれも底に置くタイプよりは、カゴの内側に掛けるタイプの方がフンが入ってしまったりひっくり返したりすることが少ないように思われます。ハトは他の鳥とは違って、口を鼻腔まで水にいれて水を飲む癖があります。水入れは深めのものの方が飲みやすいこともあるかと思われます。

止まり木
 ハトがカゴの中でとまって過ごす木の棒です。ハトは平たいところをペタペタと歩いて過ごす事もできます。しかし、止まり木にとまらずに過ごしてしまうと足の力が弱ってしまうのです。カゴを飼うとき、忘れずに用意しましょう。

爪の手入れ
 野生の鳩は石やアスファルトの上を歩くこともあり、そうでなくても活動量が多く普段の生活の中で爪が砥がれています。しかし飼い鳩はそうもいきません。放っておけば爪がどんどん伸びてしまいます。マジシャンにしてみると伸びた爪はシルクやら何やらにひっかかる可能性もあり困りもの。
 そこで爪を手入れすることになりますが、単純なのが「切る」です。しかし、ハトの爪の中には伸びれば伸びた分だけ血管が伸びてきます。切るのであれば少しずつ切ることをお勧めします。切りすぎると出血してしまい、傷を作れば感染する可能性があります。その際には止血剤や線香の火で血を止める必要があります。また、くれぐれも注意しましょう。ヤスリで少しずつ砥いだほうが無難かもしれません。写真のように止まり木につけて毎日の生活の中で削るものもあり、私も購入してみたところ。

 ハトの健康管理のタネ明かし【マジック・手品のアシスタント】

ハトは生き物ですから扱い方を間違えると病気になったり、人間に対して恐怖心を持ってしまったりすることがあります。ですから、そのために気をつけなければならないことがいくつかあります。


日光浴
 羽毛につく細菌やダニを落として/殺して体を清潔に保つために行います。野生のハトなら日光浴など当たり前のことですが、飼いバトは私たちがカゴを持って外に連れて行ってあげるしかありません。清潔を保つ為でもありますし、ビタミンDを作りカルシウムの吸収をよくするためでもあります。なお、逃げてしまったりネコに襲われたりしないように注意しましょう。
水浴び
 できれば大きな器に水を入れてハトが自分で水浴びするに任せたいところです。しかし、そうできないときには人間が水をかけてあげる他ありません。このとき注意したいのが、濡らしすぎないこと。頭以外の表面の羽は油を含んでいて水に強いのです。ハトはこの水に強い羽を水浴びして洗うのです。しかし、濡らしすぎてしまうと水に弱いダウンフェザーを塗らしてしまいます。また、お湯をかけることも絶対にやめて下さい。水に強かったハズの羽から油が溶け出してしまいます。いずれもハトが体温を保つことができなくなり病気になってしまいます。ハトの健康を保つつもりが、逆に病気にしてしまったのではいけません。十分に注意し、やり過ぎないようにしましょう。

ダニ対策
 日光浴や水浴びを怠るとダニがついてしまうことがあります。もしも、ダニがついてしまったときには殺ダニ剤を、尾羽の根元の辺りと、両方の翼の下につけてあげるとよいでしょう。
 ハトの食事のタネ明かし【マジック・手品のアシスタント】

エサ
 ハトは物を食べるとこれをまず「そのう」に蓄え、そして砂の入った「さのう」へと運んで、砂とこすり合わせて消化していきます。最初の「そのう」ですが、ハトが雛に与える鳩乳(ピジョン・ミルク)が作られるところです。穀物を食べる分にはいいのですが、パンやご飯等を与えると、この「そのう」で腐ってしまい、ハトが病気をなってしまうことがあります。人間が食べるような腐りやすい食品を与えてはいけません。主な食べ物は穀物です。ペット用品を扱う店では、様々な穀物を配合したハト用のエサを売っているので、それを与えましょう。


 ハトは穀物のような乾燥したものを食べるので、別に水分補給が必要です。これは普通の水道水でいいでしょう。ハトは他の鳥と違って、鼻の穴まで水につけて水を吸い上げるそうです。十分な量の水を容器に入れておきましょう。そして、水はこまめに毎日とりかえてあげましょう。水の容器がヌメることがありますが、これは細菌です。ヌメりが取れるまでしっかりと洗ってあげて下さい。また、お茶も飲むといいますが、これはちゃんと冷ましてから与えましょう。

 さらに補助食品として必要なものがあります。
焼き砂
 川の砂を一度焼いたもので、これを摂取することで「さのう(砂嚢)」の砂(グリット)を補給し、消化機能をよくすることができます。

塩土(えんど)、牡蠣粉(ボレー粉)
 野生のハトなら外で地面をつっついてエサを食べているので自然と補給できているハズのミネラルも、飼育されているハトは人間が補給させなきゃいけないだろう、というのがこの二つ。塩土とは土を固めたブロックで、カゴの中に置いておくものです。牡蠣粉とは貝のカキの殻を砕いたもので、カルシウムやミネラルの補給ができます。
また、ビタミンを補給する為にコマツナやハクサイ、キャベツなどを与えた方が良いと言う人もいます。鳥用のビタミン剤もあり、これを使ってみるのもよいかもしれません。
 ハトの調教についてのタネ明かし
【マジック・手品のアシスタント】

マジック・手品であたまに浮かぶもののひとつに白いハトがあげられると思います。白いシルクの中から忽然と出現するその姿は「生き物」であるがゆえの存在感があるものです。マジック・手品で使われるハトはどのように育てるのでしょうか。ここでは、ハトの調教について解説します。

 マジック・手品の中でハトに演技をしてもらうには、ただハトを出す練習をしているだけでは駄目です。ハトを愛情をもって「調教」する必要があります。

(1)エサ箱からではなく、直接人間の手からエサをあげることを
   しばらく続け、人間の手が怖くないことを学んでもらいます。

(2)次に、カゴから出して手でエサをあげます。

(3)これが安定してきたら、物にとまらせて、手に飛び移ればエサを
   食べさせる、ということを繰り返します。これは最初は10cm、
   20cmの近くから始め、慣れたら離していきます。

(4)ハトを手で投げ、帰ってくればエサを食べられるということを
   繰り返します。

無理は禁物です。焦ることはありません。(1)や(2)だけでも、
ハトとあなたの関係を良いものにする上では大きな意味があるハズです。(3)や(4)をする時間がないときでも、できるだけ(1)や(2)
でエサをあげてください。ハトがあなたの手を信用し、心地のいい場所と
して認識してもらえるように努めて下さい。

「アメとムチ」と言って厳しくしつけようとする人がいますが、残念ながらハトは「自分の行動」と「自分への攻撃」の因果関係を考える程には賢くなく、叩いたり手荒に扱えば「人間は怖い」と思うだけです。ひたすらに優しく接しましょう。
 あまり飛べないようにと羽を切る人がいますが、飛べないハトは見苦しいものです。また、ハトを空腹にして調教しようとする人がいますが、これも感心できません。

 ハトを使ったマジックをするとき、カゴごと移動する必要が出てきます。このときにはできるだけ、カゴに覆いをして、外の景色が動くのを見てハトが酔ってしまう事がないようにします。また、ハトの演技をするまえに観客にハトを見られてしまっては、驚きが減ってしまうものです。

 ハトをマジックで使うのであれば、マジックのアシスタントとして責任と愛情を持ってハトとつきあってください。
 マジックや手品のアシスタントになってくれるあの白い鳩ですが、伝書鳩や野鳩とは違って、少し小さめの種類の銀鳩と呼ばれる種類です。
 この銀鳩はペットショップやマジックショップで購入することができます。
 この銀鳩もマジックのお手伝いをしてくれるマジック用のハトになってくれるようにするには、可愛がるだけでなく正しい育て方が必要です。

 マジック用のハトの育て方が具体的に書かれれているサイトをリンクさせてもらいました。 → 我が家に鳩がやってきた。

・マジック用の鳩と訓練の意義について
・鳩(とそのヒナ)の入手方法と産卵について
・育成に必要なもの
・育成開始(孵化〜初めての餌やり)
などについて、かなり詳しく説明されています。
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マジック、手品のタネを明かすことは、マジックを人に感動を与えるエンターテイメントとしてとらえたとき、多くの人にとって負の要素が多いように思います。しかしながら、マジックを見る立場ではなく、その感動を人に与えようとする立場の人にとっては有益なものとなる思っています。
不思議なことに対して感動を失わずにずっと夢を持ち続けられる方に対してのみ、マジックや手品のタネや面白さを紹介していければよいかなと思っています。
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