まじっくのたねあかし”おまけつき”ver4
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科学マジック タネ明かし

【科学マジックのタネ明かし】タネ明かし一覧
 
科学マジックのタネ明かしの一覧を作りました。

※下記のマジックリストをクリックするとそれぞれのタネ明かしに進めます。

 科学マジックですから、すごいと驚くようなマジックではなく、
 なるほどと思うようなマジックが多いので、
 タネ明かしも過剰な期待はしないでください。

カボチャにストローを突き刺す マジック・タネ明かし
ストローが逃げたり近づいたりするマジック・タネ明かし
卵が浮いたり沈んだり止まったりマジック・タネ明かし
重力にさからう5円玉のタネ明かしマジック・タネ明かし
不思議なシャボン玉のマジック・タネ明かし
消える1円玉のマジックタネ明かし
水に溶けない丈夫な角砂糖のマジック・タネ明かし
三色の魚浮いたり沈んだりするマジック・タネ明かし
ボールペンのインクが見えなくなる魔法の水 マジック・タネ明かし
手に乗せると曲がる紙 マジック・タネ明かし
破れないティッシュペーパー マジック・タネ明かし
しぼまない風船の謎 マジック・タネ明かし
逃げるゴマのマジック マジック・タネ明かし
念写マジック・額に当てた紙に文字が! マジック・タネ明かし
水上歩行の術(忍術マジック)のタネ明かし
握ると固くなる液体のマジック・タネ明かし(ダイラタシー現象)
ビンに吸い込まれるゆで卵 マジック・タネ明かし
ストローでりんごを突き刺す マジック・タネ明かし

カボチャにストローを突き刺すマジック【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2003年4月19日放送)

【やり方】
カボチャを用意します。カボチャの皮はかたいので、ストローをつきさそうとしてもストローが折れてしまって刺さりません。そこで、ストローに念)を送ると・・・かたいカボチャにストローがぐさりと刺さります。

【タネ明かし】
タネはストローの握り方にあります。ストローの端を親指でしっかりおさえて、中の空気を閉じこめます。するとストローの中はかたいものがつまっているのと同じ状態になります。
閉じこめられた空気は大きな力を生み出し、カボチャのかたい皮をストローが突き破れるのです。
 かぼちゃの代りにりんごなどを使っても、マジックすることができますね。
ストローが逃げたり近づいたりするマジック【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2003年5月10日放送)

【やり方】
 2本のプラスチックのストローをティッシュペーパーで擦ります。そのうち1本を立てて、もう1本を近づけると、近づけられたストローが逃げていきます。
次に、立てたストローはそのまま、もう1本のストローに念を送ると・・・
今度は近づけられたストローがくっついてきます。

【タネ明かし】

・逃げるストロー
ストローを2本ともティッシュで擦ると、静電気によって、ストローは2本ともマイナス、ティッシュはプラスの電気を帯びます。
マイナスの電気同士は反発し合うので、1本のストローを近づけると、もう一本は反発して逃げます。

・近づくストロー
実は、念を入れたふりをして、手の中に隠し持っていた消しゴムで1本のストローを擦ります。消しゴムで擦ると、ストローはプラス、消しゴムはマイナスの電気を帯びます。
プラスとマイナスは引き合う性質があるので、ティッシュで擦ってマイナスになっていたストローが近づくようになります。
卵が浮いたり沈んだり止まったり【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2003年5月24日放送)

【やり方】
 3つのガラスコップの中に透明な液体が入っています。うずらのゆでたまご(からをむいたもの)、をそれぞれの液体に入れてみると・・・。
液体に浮くもの、沈むもの、途中で止まるものが出てきます。

【タネ明かし】
 それぞれのコップの中の液体にマジックの仕掛けがあります。卵より比重の小いさなゴマ油と、比重の大きなみりんが入っていたのです。

 浮く卵:卵より比重の大きなみりんに入れたので浮きます。
 沈む卵:卵より比重の小さなごま油に入れたので沈みます。
止まる卵:みりんとごま油を半分ずつ入れたので途中で止まります。

宝石の本物、偽物を見分ける方法のひとつに液体中での浮き沈みによって
比重を見極めるいのがあると聞いたことがあります。
重力にさからう5円玉のタネ明かし【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2003年6月21日放送)

【やり方】
 切った輪ゴムに5円玉が通っています。このゴムをななめに持ち、5円玉に念を送ると・・・5円玉が重力に逆らうように、ななめ上にのぼっていきます。

【タネ明かし】
斜めにしたときに下側になる方のゴムをあまらせるようにあらかじめ指でつまみ、ひっぱっておきます。あまった部分は見えないようにして隠します。ゴムをつまんでいた指を少しずつゆるめると、ゴムは縮みます。すると、5円玉はゴムに引っかかったまま上がっていきます。
5円玉が動いていたのではなくゴムが動いていたのです。これは、ゴムが縮もうとする「弾性」と、ゴムと5円玉の「摩擦」を利用した科学マジックです。このマジックは、以前テレビでセロがタネ明かしをしていましたものと同じです。
不思議なシャボン玉のタネ明かし【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2004年10月18日放送)

【やり方】
 シャボン玉はふつう、ゆっくりと落ちていきます。しかし、ひとつめの大きな水槽の中にシャボン玉を落とすと、水槽の途中で止まってしまいました。また、ふたつめの水槽の底の方でシャボン玉を作ると、浮き上がり、水槽の上で止まりました。どうしてこのような現象が起きるのでしょうか?

【タネ明かし】
 このマジックは「気体の重さのちがい」を利用しています。
水槽の中には、「クリプトン」という気体が入っています。クリプトンは空気より3倍重いので、水槽の底の方から溜まります。シャボン玉には空気が入っているので、クリプトンが溜まっている所より下には落ちません。ひとつめの水そうにはクリプトンが下半分まで入っていました。だから、シャボン玉はクリプトンと空気の境目で止まったのです。ふたつめの水槽はクリプトンが全部入っていました。だからシャボン玉は浮かんだのです。
家庭ではドライアイスを使えば同じことができます。ドライアイスは空気より重い二酸化炭素でできています。写真のようにシャボン玉を作ると、二酸化炭素と空気の境目で止まります。
 ドライアイスは直接手で触らないように気をつけましょう。
消える1円玉のマジックタネ明かし【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2004年1月24日放送)

【やり方】
透明な袋の中に1円玉が入っています。直接手で触れられないようにするため、透明なコップをかぶせておきます。気合を入れると1円玉が消えまいます。袋を確認してみると1円玉はちゃんと入っています。なぜでしょう?

【タネ明かし】
 1円玉は透明なフィルムでつくった袋に入っています。また、コップの底にも同じ透明なフィルムがはってあります。実は、この透明なフィルムは「偏光フィルム」です。偏光フィルムはクシの歯のような構造をしていて、光は一方向からしか通過できません。2枚の偏光フィルムを重ねて一方を回していくと、1枚目を通った光が2枚目を通れなくなる向きがあります。この原理をつかって、コップを回転させると1円玉が見えなくなるのです。
水に溶けない丈夫な角砂糖のタネ明かし【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2004年5月15日放送)

【やり方】
水の入ったカップが2つあります。水の中に角砂糖をそっと入れ、かき混ぜると簡単にくずれてしまいました。次に、念を入れた角砂糖をもう一方のカップの水の中に入れてかき混ぜてもくずれません。スプーンでつついてもこわれませんでした。

【タネ明かし】
今回のマジックのキーワードは「飽和」です。
角砂糖が崩れたカップに入っていたのは、ただの水でした。しかし、角砂糖が崩れなかったカップに入っていたものは、もうこれ以上砂糖がとけない飽和した状態の砂糖水だったのです。
もうこれ以上砂糖が溶けないのでかき混ぜてもとけず、つついてもこわれにくかったのです。
三色の魚浮いたり沈んだりするマジック【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2004年6月12日放送)

【やり方】
水の入ったペットボトルの中に模型の魚(弁当のしょうゆ入れ)が3匹入っています。ペットボトルの口についている赤いひもを引っぱると赤い魚が沈み、青いひもを引っぱると青い魚が沈みます。黄色いひもを引っぱると黄色い魚が沈みます。今度は、黄色を持ち上げると黄色い魚が浮かび、青を持ち上げると青い魚が浮かびます。赤いひもを持ち上げると赤い魚が浮かびます。でも、魚とひもはつながっていません。

【タネ明かし】
今回のマジックのキーワードは「浮力」です。
魚の中には空気が入っていて、浮力が働いていました。
ペットボトルをぎゅっとにぎると魚の中の空気が縮んで魚の浮力も小さくなります。すると魚の重さに負けて降りてきます。しかし、ペットボトルを握った手をはなすと空気は元通りになり、浮力も大きくなります。こうしてしずんだ魚がふたたび浮き上がります。
 それぞれ3つの魚の中に入っている空気の量が違っています。空気の少ない赤い魚が沈みやすく、空気の多い黄色い魚が沈みにくくなります。順番に浮き沈みするように、ペットボトルを握る強さを調節していたのでした。

このマジックは科学マジックですから、タネも仕掛けもあるわけです。
ただ、魚の中の空気の量と握る程度の練習が必要になってくるのがいいですね。実際にやってみて感覚をつかんでみてください。


ボールペンのインクが見えなくなる魔法の水【科学マジックタネ明かし】
(NHK教育 2004年10月9日放送)

【やり方】
水を入れたコップを用意します。ボールペンをこの水の中に入れていくと、ボールペンの中のインクが消えて見えなくなってしまいました。
魔法の水なのでしょうか?

【マジックのタネ明かし】
今回のキーワードは「光」です。実は、コップの水は魔法の水ではなくて、普通の水です。
ボールペンのつつの中には空気が入っていて、コップの外から入ってきた光は、水と空気の境目ですべて反射してしまいます。
つまり、ボールペンの表面が鏡のようになってしまって、光を反射してしまうため、ボールペンの中のインクが見えなくなってしまうのです。
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マジック、手品のタネを明かすことは、マジックを人に感動を与えるエンターテイメントとしてとらえたとき、多くの人にとって負の要素が多いように思います。しかしながら、マジックを見る立場ではなく、その感動を人に与えようとする立場の人にとっては有益なものとなる思っています。
不思議なことに対して感動を失わずにずっと夢を持ち続けられる方に対してのみ、マジックや手品のタネや面白さを紹介していければよいかなと思っています。
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